グランデアモーレ(ヒカルアモーレの10) 第3戦


キャロットクラブ出資愛馬第17号は、憧れの松田博資厩舎。

馬体は私の思う走る馬とは遠いが、1月と早い生まれで父も仕上がり早のネオユニヴァース、早期からデビューしてクラシックに乗って欲しいと願って購入。


初戦は追い切り本数は足りず、叩いて次走程度の状態だったが、断然人気馬アドマイヤドバイを完封して圧勝!!

2戦目の前走札幌2歳S GVはハイレベルなメンバーの中、時計を2.5秒も詰め6着に食い込んだ。

重賞でも十分にやれることを確認。牡馬には先着を許したものの牝馬には負けていない。いずれは牝馬限定の重賞の1つは勝てそうに思えた。

二の脚は素晴らしく速く、最後も少し仕掛けられたらスッと反応し素晴らしい加速。これは先々楽しみだ。

そして私のもっとも望む芝の中距離で走れそうな馬!!嬉しい。


前走後、9月6日に札幌競馬場を出発し7日に栗東に入りました。

9月14日にノーザンファームしがらきへ放牧に出ました。

11月21日に栗東トレセンに帰厩しました。


距離不足の阪神JFには目もくれずに(もしかして能力的な判断から?)同日のエリカ賞にのみ特別登録。

12月9日 阪神9R エリカ賞 2歳500万下 芝2000m 混合戦に出走!!

出走数は12頭と手頃に。

鞍上は主戦の藤岡佑介騎手で言うことなし。

しかし、当日朝になって右寛跛行で出走取り消し。

原因はフレグモーネ。

12月19日にノーザンファームしがらきへ放牧に出されました。

症状が改善されず、2月9日にノーザンファーム空港牧場へ移動。

2月20日に右飛節の切開手術を行い無事に終了しました。


新馬戦の2着〜5着馬プラス8着馬は順当に勝ち上がり。

そのまま函館で出走するのかと思いきや、7月19日にノーザンファームしがらきへ移動しました。

9月26日に栗東トレセンに帰厩しました。


10月20日 新潟12R 鳥屋野特別 500万下 芝1600m 定量に出走!!

10着/7番人気。

スタート直後にかかってしまい、巧く制御できずにブレーキをかけるなどチグハグな競馬。

また、追い切りでも手前を替えずに伸びを欠くなど長期休養明けがくっきり。

今までの藤岡佑介騎手は馬を制御するのに長けた騎手だが、デビュー2年目の菱田裕二騎手には荷が重すぎた。

難しい馬だが、これでも勝ち馬からは1.0秒差。先行力と言い、能力は感じられたし、1年以上の休み明けを1度使われて次は楽しみ。


レース回顧と時計の分析、レース後の菱田裕二騎手と松田博資調教師のコメントを掲載。

(2013年10月25日完結)

2012年9月9日立ち上げ

●9月6日に札幌競馬場を出発し、7日に栗東トレセンに入ることが報告されました

 以下は9月5日に発表されましたクラブ公式HPグランデアモーレの近況報告です。

「札幌2歳Sは最後こそ離されてしまったけれど、初戦に比べるとずいぶん上手に走れていたし、これからもどんどん良くなってくれそう。ソエも出かかっていたけれど、よく辛抱してくれたと思います。今のところ金曜日に栗東に到着する予定なので、2、3日こちらで様子を見て問題ないことを確認してから放牧に出すつもりです」(松田博師)6日に札幌競馬場を出発し、7日に栗東トレセンへ到着する予定です。その後はNFしがらきへ放牧に出る予定です。

 ということで、我らが愛馬グランデアモーレは9月6日に札幌競馬場を出発し、7日に栗東トレセンに入ることが報告されましたが、9日午前3時現在、栗東に無事に入ったという報告はクラブからありません。

 今後、しがらきに放牧に出たときに報告が入るのでしょうか。


 いずれにしてもここまで長いこと札幌競馬場で出走の準備ばかりをしてきましたから、ここらでゆっくりとさせてあげるのは大賛成です。ソエも収まれば、更に上の走りをしてくれるのかと思うと楽しみでなりません。次は500万クラスでしょうか、それとも果敢にオープンに出走するのでしょうか。いずれにしてもそこそこの人気にはなるでしょうね。前走で強い馬と戦ったこともいい経験になるはずです。

これ以降は2012年9月13日に作成

●予定通り9月7日に栗東に入ったようです

 以下は9月12日に発表されましたクラブ公式HPグランデアモーレの近況報告です。

「先週末、栗東トレセンに到着。運動で軽く体を動かして来て、週明けからダクを開始しました。輸送による疲れをチェックしている状態ですが、ちょっと緩みはありますね。2、3日乗って疲れをしっかりと取ってから放牧に出します」(松田博師)近日中にNFしがらきへ放牧に出る予定です。

 かなり遅く12日の近況報告となりましたが、やはり予定通り9月7日に栗東トレセンに入厩していたようです。そこでしっかりと疲れを取ってから放牧へ出るそうで、松田博資調教師、非常に仕事が丁寧ですね。やはりグランデアモーレに能力を感じておられるのでそういう扱いになっているのかも知れません。

これ以降は2012年9月13日に作成

●9月14日にノーザンファームしがらきに放牧に出ました

 9月14日に発表されましたクラブ公式HPによりますと、我らが愛馬グランデアモーレは9月14日にノーザンファームしがらきに放牧に出たということです。

これ以降は2012年11月12日に作成

●新馬戦の2〜5着馬プラス8着馬が順当に勝ち上がり

 昨日(11月11日)、グランデアモーレが勝った新馬戦の断トツ1番人気で2着だったアドマイヤドバイが京都の芝1600mの未勝利戦を圧勝。これで7月29日 札幌5Rの新馬戦組は3着のオーキッドレイが11月3日に芝1800mで、4着のマイネルクロップは8月18日のダート1700mで、5着のマコトタンホイザーは8月12日の芝の1800mで8着(最下位)のエフティシリウスが11月10日の芝1600mで勝ち上がり、実に出走8頭中6頭が勝ち上がっています。

 7着のシナモンイノはあれっきり出走していませんから、2番人気6着だったドミンゴだけがあれから2戦するも勝ち上がっていないということになります。

 なんとも実にハイレベルな新馬戦でした。それを追い不足で勝ってしまうのですから、我らが愛馬グランデアモーレは強い馬です。

これ以降は2012年11月20日に作成

●11月21日に栗東トレセンに帰厩予定

 11月20日に更新されましたクラブ公式HPグランデアモーレの近況報告によりますと、我らが愛馬グランデアモーレは11月21日に栗東トレセンに帰厩予定ということです。

 ということは次走が気になりますが、慌てなくても明日か明後日のクラブ公式HPの更新でわかると思いますが、考えちゃいます。

 グランデアモーレは中距離馬ですので、中京のつわぶき賞はないでしょう。すると12月1日の中山9R 葉牡丹賞 芝2000mか、12月2日の阪神9R 千両賞 芝1600m、または12月9日の 阪神11R 阪神JF GT 芝1600mか同日の阪神9R エリカ賞 芝2000m辺りが濃厚と思われます。阪神のこの辺りなら応援に行けるので嬉しいですが・・・。

 或いはもっとじっくりと仕上げられるのか。

これ以降は2012年11月21日に作成

●11月21日に栗東トレセンに帰厩しました

 11月21日に更新されましたクラブ公式HPグランデアモーレの近況報告によりますと、我らが愛馬グランデアモーレは11月21日に栗東トレセンに帰厩したということです。

 ただ、21日の近況報告では、それ以上のことは掲載されていませんでした。明日更新されるのでしょうか。

これ以降は2012年11月29日に作成

●次走は12月9日 阪神9R エリカ賞を藤岡佑介騎手で予定

 以下は本日(12月9日)更新されましたクラブ公式HPグランデアモーレの近況報告です。

「水曜日はCWコースで3頭併せを行いました。まだちょっと体に余裕があって、最後は少し遅れてしまいましたが、時計的には終い12秒4だからよく動けていると思います。放牧先でもかなり状態がいいと聞いていたのですが、そのとおり、トモの不安がなくなって気分良く走れているようですよ。来週の競馬は正直ちょっと早いような気もしていますが、距離を考えるとエリカ賞がベスト。今週のひと追いである程度は変わってきてくれると思いますし、エリカ賞に使うつもりで進めていきます」(松田博師)12月9日の阪神競馬(エリカ賞・芝2000m)に藤岡佑騎手で出走を予定しています。

 ということで、阪神JF JpnTには距離が短いので目もくれずに同日の自己条件・12月9日 阪神9R エリカ賞 2歳500万下 芝2000m 混合戦に出走するようです。結局、ゆったり走れる距離ということでGTには目もくれず中距離路線を走るわけですね。これは良い判断だと思います。変にマイルを走っていつもとペースが違うと今後の走りにも影響しますもんね。このまま中距離路線を走りオークスいや、フローラSいや因縁の福寿草特別・・・自粛を目指したいですね。

 それにしても、このエリカ賞はGTの除外馬が大挙して押し寄せてきそうで、フルゲートは確実。メンバーも凄いことになりそうです。ここで勝ち負けなら将来安泰ですが、またまた穴評価なんでしょうね。グランデアモーレはいつも人気よりも4つ上の着に来ます。もちろん、鞍上の藤岡佑介騎手が上手いこともありますが、ソエが完治した今、私は勝ち負けと思っています。

 問題はゲートインできるかですね。除外はつまらんぞ。

これ以降は2012年12月3日に作成

●気になる特別登録表(12月9日 阪神9R エリカ賞)

特別登録表 12月9日 阪神9R エリカ賞 2歳500万下 芝2000m 混合戦

第1回登録完了馬 全18頭 フルゲート 16頭  
馬名 予定騎手 斤量 前走 前走着順 前走人気 過去着順
オツウ 54.0 11/03 新馬 京都芝1600
カラフルブラッサム 54.0 11/11 黄菊5下 京都芝1800
グランデアモーレ 藤岡佑介 54.0  9/01 札幌GV 札幌芝1800 10
サトノプレステージ 福永祐一 55.0 11/04 新馬 京都芝1800
シェイクザバーレイ 55.0 11/24 京都OP 京都芝2000
シゲルラシンバンザ 国分優作 55.0 11/17 もち5下 京都ダ1800 12 13 13
シャスターデイジー 松山弘平 54.0 11/25 白菊5下 京都芝1600
タンスチョキン 国分恭介 54.0 11/25 白菊5下 京都芝1600
ダンツクロノス 55.0 11/11 黄菊5下 京都芝1800
トウシンモンステラ 55.0 10/14 新馬 京都芝2000
トーセンレディ 北村友一 54.0 11/03 アル重賞 東京芝1600 13
バリローチェ 秋山真一郎 54.0 11/25 白菊5下 京都芝1600 17
ファイアキング 55.0 10/25 地方 門別ダ1700
ブレークピーツ M・デムーロ 55.0 11/24 未勝利 京都芝2000
マイネルマエストロ 和田竜二 55.0 11/10 未勝利 東京芝2000
ラストインパクト 野元昭嘉 55.0 11/25 新馬 京都芝2000
リジェネレーション 川田将雅 55.0 10/20 未勝利 京都芝1800
レッドセシリア 三浦皇成 54.0 10/21 新馬 東京芝1600

フルゲート16頭のところに18頭が特別登録されています。

この中のオツウ、カラフルブラッサム、シャスターデイジー、タンスチョキン、トーセンレディ、バリローチェ、レッドセシリアの7頭は同日の阪神JF JpnTとダブル登録ですから、選出されればそちらに回る可能性が高く、グランデアモーレはほぼ出走可能でしょう。鞍上は主戦の藤岡佑介騎手で楽しみですね。

これ以降は2012年12月6日に作成

●気になる出馬想定表(12月9日 阪神9R エリカ賞)

出馬想定表 12月9日 阪神9R エリカ賞 2歳500万下 芝2000m 混合戦
全17頭 フルゲート 16頭  
馬名 予定騎手 斤量 前走 前走着順 前走人気 過去着順
オツウ 福永祐一 54.0 11/03 新馬 京都芝1600
カラフルブラッサム 松山弘平 54.0 11/11 黄菊5下 京都芝1800
グランデアモーレ 藤岡佑介 54.0  9/01 札幌GV 札幌芝1800 10
サトノプレステージ 福永祐一 55.0 11/04 新馬 京都芝1800
シェイクザバーレイ ルメール 55.0 11/24 京都OP 京都芝2000
シゲルラシンバンザ 国分優作 55.0 11/17 もち5下 京都ダ1800 12 13 13
シャスターデイジー 松山弘平 54.0 11/25 白菊5下 京都芝1600
タンスチョキン 国分恭介 54.0 11/25 白菊5下 京都芝1600
ダンツクロノス 藤田伸二 55.0 11/11 黄菊5下 京都芝1800
トウシンモンステラ 浜中俊 55.0 10/14 新馬 京都芝2000
バリローチェ 秋山真一郎 54.0 11/25 白菊5下 京都芝1600 17
ファイアキング 柴山雄一 55.0 10/25 地方 門別ダ1700
ブレークピーツ M・デムーロ 55.0 11/24 未勝利 京都芝2000
マイネルマエストロ 和田竜二 55.0 11/10 未勝利 東京芝2000
ラストインパクト 野元昭嘉 55.0 11/25 新馬 京都芝2000
リジェネレーション 川田将雅 55.0 10/20 未勝利 京都芝1800
レッドセシリア 三浦皇成 54.0 10/21 新馬 東京芝1600

表中 騎手の太字は乗り替わり予定

フルゲート16頭のところに現在17頭が出馬想定されています。特別登録組からトーセンレディが消えました。

●出馬確定表

出馬確定表 12月9日 阪神9R エリカ賞 2歳500万下 芝2000m 混合戦 出走数12頭
馬名 騎手 斤量 前走 前走着順 前走人気 過去着順
グランデアモーレ 藤岡佑介 54.0  9/01 札幌GV 札幌芝1800 10
サトノプレステージ 福永祐一 55.0 11/04 新馬 京都芝1800
シェイクザバーレイ 幸英明 55.0 11/24 京都OP 京都芝2000
タンスチョキン 国分恭介 54.0 11/25 白菊5下 京都芝1600
ダンツクロノス 藤田伸二 55.0 11/11 黄菊5下 京都芝1800
トウシンモンステラ 浜中俊 55.0 10/14 新馬 京都芝2000
バリローチェ 秋山真一郎 54.0 11/25 白菊5下 京都芝1600 17
ファイアキング 柴山雄一 55.0 10/25 地方 門別ダ1700
ブレークピーツ M・デムーロ 55.0 11/24 未勝利 京都芝2000
マイネルマエストロ 和田竜二 55.0 11/10 未勝利 東京芝2000
ラストインパクト 野元昭嘉 55.0 11/25 新馬 京都芝2000
リジェネレーション 川田将雅 55.0 10/20 未勝利 京都芝1800

表中の「増」は出走想定表に載っていなかった馬 騎手の太字は乗り替わり

 同日の阪神JFを除外された実力馬オツウや白菊賞3着の実力馬シャスターデイジー、阪神JFに当選した前走黄菊賞3着のカラフルブロッサム、ルクソールさんのレッドセシリアが消えました。

 全体的に弱面になった印象です。そして出走数も12頭と手軽で嬉しいですね。

●阪神芝2000mコース解説

 スタート地点は正面スタンド前直線右。内回りコース使用で4コーナー出口付近。
 1コーナーまでの距離は325m。スタート直後の2ハロンは主導権争いである程度流れるが、その後ガクンとペースが落ちる。積極的に引っ張る馬がいないと、古馬の1000万クラス以上でも13秒台のラップを刻むことがある。その結果、行った行ったの前残りも多発。穴は逃げ残り、先行馬の雪崩れ込みといった展開面で期待するのがセオリー。
 枠順も内が有利で、経済コースをピッタリ回ってこれる馬が好走しやすい。平均ペース以上で流れれば、逆に逃げ馬は厳しい。最後の急坂が響き、差し馬の台頭を許すことになる。馬群も外回りの中距離ほど凝り固まらないので、タイミングよく仕掛けられれば馬場の真ん中より外を通ってでも抜けてこれる。このあたりの騎乗技術は安藤勝己騎手が抜群に上手い。


有利な枠順 内枠
有利な脚質 逃げ〜先行
ポイント 展開・安藤勝己騎手
種牡馬ベスト サンデーサイレンスが断トツ、トニービン
連対騎手ベスト 武豊、安藤勝己、藤田伸二、四位洋文、岩田康誠
推定勝ちタイム 良馬場 稍重馬場 重馬場 不良馬場
2歳新馬 2分04秒4 2分06秒2 2分04秒5
2歳未勝利 2分03秒8 2分05秒2
2歳500万 2分02秒7 2分05秒3
2歳オープン 2分02秒8 2分04秒5
3歳新馬 2分04秒5 2分06秒6 2分06秒4
3歳未勝利 2分02秒5 2分04秒0 2分05秒1 2分06秒9
3歳500万 2分02秒3 2分03秒0 2分03秒0 2分04秒6
古馬500万 2分01秒5 2分02秒8 2分04秒2
古馬1000万 2分01秒6 2分03秒0 2分04秒6 2分05秒2
古馬1600万 2分00秒7 2分02秒8 2分05秒8 2分02秒3
古馬オープン 2分00秒7 2分01秒9 2分03秒9 2分04秒3

●騎手は藤岡佑介騎手(ほっさん評価「B+」)

 今回も愛馬グランデアモーレの鞍上は過去2戦に引き続き藤岡佑介騎手です。現在グランデアモーレのことをだれよりも知る騎手で、しかも過去2戦申し分ない騎乗でした。腕は相当ですし、エージェントの関係であまりいい馬が回ってきませんが、実力のある騎手で嬉しいですね。

 私ほっさん愛馬とは抜群の相性で、6戦3勝で2着1回、3着1回と抜群の成績で必ず人気よりも上の着に持って来てくれます。今回も5番人気あたりと思われますが、馬券圏内をきっちりと確保して欲しいですね。相性が良いので、特に期待しています。


 本年1月は私は平安S GVで断然1番人気のエスポワールシチーの口取りに当選し、フェブラリーS GT以来の重賞での口取りだとワクワクしていましたら、この藤岡佑介騎手の騎乗する伏兵ヒラボクキングにやられて2着と口取りを逃しました。ただ、これは彼の騎乗が素晴らしかったもので、文句はありません。強く印象に残っているということです。呆然とウィナーズサークルで表彰されている彼(藤岡佑介騎手)を見ていました。

 その後も本年は絶好調で重賞4つも勝っておられますが、そのヒラボクキングの10番人気を始め、9番人気、11番人気、1番人気と1つを除いて低評価の馬を激走させています。


 ステップシチーでは2勝を上げてくださいました。2着に破れたレースでは我々から見ても仕掛けが遅いと思いましたが、素直に騎乗ミスを認め悔しい思いを語ってくれました。ミスは仕方がありません。素直な姿勢が気持ちよかったです。

 騎乗馬の質が悪く、トップクラスの成績ではありませんが、その中での通算勝率8パーセント超えは実力の証だと思います。期待しています。


 2012年12月5日現在、JRA通算487勝、GTは未勝利、重賞22勝。勝率8.1パーセント、連対率16.3パーセントと中堅どころの数字で悪くない。本年(2012年)はここまで35勝、勝率6.0パーセント、連対率15.5パーセントと通年に比べると少し寂しい数字。しかし重賞4勝するなど大舞台で強い。


 藤岡 佑介(ふじおか ゆうすけ)は1986年3月17日生まれ26歳、日本中央競馬会(JRA)の栗東トレーニングセンターに所属している9年目の騎手である。騎手免許は平地競走のみ。デビュー当時は作田誠二厩舎所属。現在はフリー。


 父・藤岡健一は栗東所属の調教師であり、弟・藤岡康太は同じ栗東所属の騎手として2007年にデビューした。愛称は「豆」。藤田伸二が名付けた。好みのスポーツは競艇。

 競馬学校第20期生(同期には津村明秀、丹内祐次、吉田隼人らがいる)。2004年3月6日、中京競馬第2競走のシルクマイスターでデビューし、16頭立ての3着に入る。初勝利は同年3月13日、中京競馬第1競走のアスカクイーン。同年3月27日、中京競馬の沈丁花賞をトップオブワールドで制し、特別競走勝利を挙げると、その後も函館記念でワイルドスナイパーに騎乗し3着、暮れの朝日杯フューチュリティステークスでGT初騎乗を果たすなど、この年35勝を挙げ、JRA賞最多勝利新人騎手を獲得した。

 2005年1月30日の京都牝馬ステークスで父が管理するアズマサンダースに騎乗して勝利し重賞初制覇。

 2007年3月フリーに転身した。スーパーホーネットとのコンビでは2008年にマイルチャンピオンシップで2着に健闘し、2010年に安田記念で2着している。
 
 2010年のサマージョッキーズシリーズでは、ワンカラットで函館スプリントSとキーンランドCを勝ち、2位の柴田善臣とは2ポイントの僅差ながら優勝した。これにより同年11月27日に実施した第24回ワールドスーパージョッキーズシリーズに出場した。
 同年10月に通算400勝を達成し、直後の11月にJBCスプリント(船橋)で交流GT制覇を果たしている。しかし、中央競馬でのGTに限ると2着を5回記録しているものの未だ勝利を収めていない。

 調教師の矢作芳人は藤岡の騎乗技術について、「どの馬に乗せても折り合いの心配がないと言ってもいいくらい、……馬を折り合わせるのが上手い」と評している。矢作は一方で、その馬が自分に合わないと思うと「とたんに自信のない乗り方になってしまうことがある」とも指摘している。


「2011年は前半で22勝と低迷。騎乗馬の平均人気を見ると、2010年に6.5だったものが2011年は7.1に落ちている。パワーが十分でないので馬を抑え込むのがうまくなく、追ってからも迫力を欠く。勝負どころの捌きには甘さが見られるし、安心して馬券をあずけられない。川田将雅、浜中俊など実力のある若手が急速に台頭しており、手厳しい書き方になるが、調教師や馬主も祐介に依頼する必要性がなくなっているように感じる。2010年の63勝は父の厩舎(藤岡健一)が6勝、他の厩舎が57勝というバランスだった。しかし、2011年は父の厩舎が6勝、他が16勝と、大きく父寄りにになっている。2011年の1番人気馬での成績は[6・6・6・15]の連対率.364と評価できないもの。2010年は単勝10250円、15930円、8710円があって回収率が113パーセントだったが、2011年の単勝回収率は38パーセントと低水準になっている。ただ、2011年も単勝6840円、9270円、10350円での2着があり、2着43回のうち5回が馬連万馬券だった。父は祐介と康太の2人の息子に半分ずつ乗せていて、祐介の2011年の父の厩舎での成績は[6・5・4・35]の連対率.220となっている。通算成績は1着432回・2着424回、3着476回で、2着付け・3着付けの馬券が必要だ。」(佐藤祐樹元地方競馬騎手・2011年上半期まで評)

 ほっさん愛馬での成績 (6戦3勝)
 
 2008年 6月22日 ステップシチー 湯川特別 500万下    函館芝2000m  1着2番人気
 2008年 7月13日 ステップシチー 北海ハンデ 1000万下  函館芝2600m  2着2番人気
 2008年 7月27日 ステップシチー 松前特別 1000万下   函館芝2600m  1着1番人気
 2008年 9月13日 グレイスシチー 3歳未勝利          札幌ダ1000m  3着/3番人気
 2012年 7月29日 グランデアモーレ 2歳新馬          札幌芝1800m  1着/5番人気

 2012年 9月 1日 グランデアモーレ 札幌2歳ステークス GV 札幌芝1800m 6着/10番人気


2012年9月15日 阪神7Rでプントバンコに騎乗する藤岡佑介騎手(3着/4番人気)

これ以降は2012年12月8日に作成

●専門誌の印と評価

競馬ブック

見解

「リジェネレーションはエンジンがかかるのに時間を要すが、加速がついてからは素晴らしい伸び。中間の動きも良く、まだまだ伸びしろがありそう。昇級でも。サトノプレステージの前走はほとんど追わずに快勝。モタれる面も調教では出していない。2戦目で上積みもある。終いの伸びは確かなトウシンモンステラ、立ち回りが上手なラストインパクトも怖い。」


短評は「一角崩し」



予想家の印
馬名 長岡利 山田理 西村敬 CPU
リジェネレーション
サシノプレステージ
シェイクザバーレイ
バリローチェ
ラストインパクト △△ △△ △△
グランデアモーレ △△
ブレークビーツ
トウシンモンステラ
二重△は△△で処理
あとは無印



予想オッズ
馬名 予想オッズ
リジェネレーション 3.0
サトノプレステージ 3.1
ラストインパクト 6.4
トウシンモンステラ 6.4
ブレークビーツ 10.5
グランデアモーレ 11.2
シェイクザバーレイ 18.8
マイネルマエストロ 19.7
タンスチョキン 24.8
以下31倍以上省略



スピード指数

馬名 最高値 3走前 2走前 前走 評価
グランデアモーレ 78 71 78
リジェネレーション 70 69 70
サトノプレステージ 63 63
ラストインパクト 74 74
トウシンモンステラ 72 72
ブレークビーツ 72 61 61 72


デイリー馬三郎

本紙の見解

「◎リジェネレーションは、全兄キャプテントゥーレ以上の活躍が見込める逸材。まだ反応面などに課題が残るだけに舞台には疑問は残るが、相当な伸びしろを感じさせる攻め気配。新味が出る公算は高く、OP入りが濃厚。○ラストインパクトが次位。〈吉田〉」

◎ リジェネレーション
○ ラストインパクト
▲ トウシンモンステラ

以下省略

グランデアモーレは本紙無印><

グランデアモーレは全13記者中 ◎(本命)印 なし、〇(対抗) なし、▲(3番手) 1記者、×(4番手評価) 1記者、☆(5番手評価) 1記者、△(6番手以下評価) 1記者と全体的に寂しい印となっております。

●前走レース後の騎手・調教師・専門誌のコメント

グランデアモーレ(6着)

 「一瞬は勝つかなと思ったぐらい。やっぱり走りますね。今日は内枠でうまく立ち回れましたし、前回のように頭を上げたりすることもなく、上手に競馬をしてくれたと思います。」(藤岡佑介騎手・競馬ブック)

 「4角でスムーズにさばけたし、レースとしては非常にいい内容。秋が楽しみ。」(藤岡佑介騎手・日刊スポーツ)

 「人気馬の後ろで理想的な位置が取れた。折り合っていたし、秋が楽しみ」(藤岡佑介騎手・デイリー馬三郎)

 「枠が極端でしたし、下手に動かさずにまずはスムーズな競馬をさせることを考えていました。レース前から勝った3番の馬が強いと踏んでいましたし、その馬を前に見ながらいいリズムで運べました。勝負どころの手応えが抜群に良く、これはいけると思ったほどでした。直線はソエの影響があったのか伸び切れなかったものの、今日の上位馬はかなりレベルが高いと思いますし、前回かかり気味だった最初のコーナーも今回は我慢が利いて決して悪くない走りでしたよ。ソエが早い時期に出てくれたのでその分早く治まってくれるでしょうし、脚元が固まってくれば楽しみな馬です」(藤岡佑介騎手・キャロットクラブ公式HP)

 「この中間にソエを気にしていたので、レースに行ってどこまで我慢出来るかと思っていたんだけど、頑張ってくれましたね。最後は離されたけど道中は勝ち馬に付いていく感じで上手に走っていたよ。レース後の状態に大きな問題がなければ、いったん栗東へ移動させたうえでトレセン近くの牧場へ放牧に出すつもりです。少し休ませればソエも落ち着くでしょう」(松田博資調教師・キャロットクラブ公式HP)

●各陣営のコメント

グランデアモーレ

 「緩さがあった夏場と比べて、しっかりとした印象を受ける。能力面で伸びしろがありそう。」(松田博資調教師・競馬ブック)

 「体がしっかりとして力強さが出てきた。久々でも格好はつけてくれると思う。」(松田博資調教師・デイリー馬三郎)

 「休む前に比べれば馬体はかなりしっかりしてきた。ブランクがどうかだが、ここは素質に期待したい。」(松田博資調教師・大阪スポーツ)

●ほっさん予想

 過去にはアドマイヤベガ、キングカメハメハ、エイシンフラッシュ、アドマイヤグルーヴ、そして去年はヴィルシーナなどこのレースの勝ち馬には超一流の名前が並ぶ名物レース。例年500万特別とは思えないハイレベルなメンバーが集まるが、今年も来年の中距離路線を担う馬たちが名を連ねた印象。

 そんな中で、愛馬グランデアモーレが走ってくれることは嬉しいですね。しかも競馬ブックでも6番人気予想とどちらかと言えば上位の存在です。私は7、8番人気と予想していましたから、CPUの本命印など自分の思っていたよりも評価が高く驚いています。

 私はデビュー戦のメンバーがグランデアモーレの他7頭中5頭が勝ち上がっている現実や、例年になくハイレベルと言われた札幌2歳Sで牝馬としては最先着の6着に食い込んだことなどからも、実績的にはエリカ賞のメンバーの中では愛馬がずば抜けていると思っていますし、当時はソエで出否すらも危うい状況での出走でしたが、今回はソエが治まり、松田博資調教師曰く馬体もしっかりとして力強さが出てきたということですから、当然恥ずかしながら優勝を意識しています。鞍上の藤岡佑介騎手も上手いですよ。また競馬ブックのスピード指数でもかなり上位です。

 強力なライバルたちはすべて牡馬で牝馬のグランデアモーレには分が悪い気もしますが、ここで存在感を示して、せめて負けても牝馬限定戦なら力上位と一目置かれる存在になりたいですね。願わくば昨年優勝したヴィルシーナのように、この出世レースを勝ってクラシック戦線に乗りたいですが。

 500万特別ということで賞金も高いですし、8着以内の出走奨励金でも結構な金額がいただけます。1つでも上の着に入り賞金を稼いで欲しいです。

●今回は用事で応援に行けません

 愛馬グランデアモーレの関西初お目見えということで是非とも現地で応援に行き、愛馬の姿を写真に納めて来たいと思って早々に有給休暇を出していたのですが、子供の習い事のイベントの関係で今回は断念しました。

 先週の休日も愛馬のエスポワールシチーのジャパンカップダートの観戦の為に1日競馬場にいましたし、来週は家族揃って別件の用事も兼ねて中京競馬場に遠征する予定です。

 さすがに毎週競馬場というのも厳しいものがありますし、今週は当サイトの常連様であるルクソールさんの愛馬が阪神JF GTに出走するということで関西にいらっしゃいますし、他にもこのエリカ賞に出走するバリローチェの応援の為に和尚さんもいらっしゃいますから、できれば現地に行きたかったのですが、総合的に判断して今週は現地に行くのは諦め、携帯による実況中継で応援したいと思います。

これ以降は2012年12月10日に作成

●右寛跛行でレース当日出走取り消し

 12月9日 阪神10Rに出走を予定していた我らが愛馬グランデアモーレですが、当日6時30分に出走を取り消しました。

 当日朝、私は7時になんとなく目覚め、いつも愛馬の出走の時は取り消しがないか(愛馬も出走他馬も含め)、オッズはいくらになっているかなどをなんとなく携帯で確認していると、グランデアモーレが出走取り消しになっていることに気がつきました。

 以前愛馬セシリアシチーが感冒の為に出走当日に取り消しというのはありましたが、この時点では理由がわからずにたいしたことがなければ良いのだがと心配していました。そのまま、また眠りにつき、9時頃の起床と共にキャロットクラブの公式HPを確認するとさすが!!もう更新されており、以下のような内容でした。

「今朝、馬房から出して歩かせた際に右トモ脚の歩様が乱れてしまいました。すぐにレントゲン検査をしましたが、骨には異常ありません。外傷も見当たらないのですが、血液検査の結果、フレグモーネのような数値が出ています。時間が立って歩かせたら歩様自体は良くなってきたのですが、獣医から今回の出走はやめた方がいいとのことで、残念ですが取り消しをさせていただきました。レース直前に大変申し訳ありません。もう少し経過を見てから今後のことを考えたいと思います」(松田博師)9日の阪神競馬(エリカ賞・芝2000m)は出走取消になりました。

 友駿ホースクラブなど他のクラブでは休日明けにしか具体的な内容がわかりませんが、キャロットクラブは日曜日でも迅速に更新してくれます。本当にありがたいことです。

 骨には異常がないということで、取りあえず安心しました。しかし、まだはっきりと原因が特定されたわけではなく、次の更新を待ちたいと思います。

これ以降は2012年12月18日に作成

●右寛跛行の原因はフレグモーネ

 以下は12月12日に更新されましたクラブ公式HPグランデアモーレの近況報告です。

「右トモ脚の状況ですが、やはりフレグモーネでした。幸い熱などは出ておらず、体調は安定していますが、ここまで状態を見てきてもやや良化がスローで、まだ治りきったというところまでは来ていません。今週一杯は運動程度で様子を見ていきます」(松田博師)

 ということで、フレグモーネということです。

 フレグモーネとは、競走馬総合研究所によりますと、次のようなものをいいます。

皮下結合組織の比較的広範囲にわたってみられる急性・亜急性の炎症を指す。四肢に多発するが、その他、腹部、頭部、頸部、肩部などにも発生することがある。各種細菌の感染によるものだが、創傷の大小に関係なく、細菌はしばしばきわめて微小な刺傷や擦過傷から侵入し、侵入部位は不明であることが多い。炎症は急激に周囲に拡大し、浮腫を伴う。四肢などでは一夜のうちに全体が腫脹し、熱感を帯びる。高熱を発することが多く、時間経過とともに、腫脹部皮膚から漿液を排出するようになり、また一部が軟化して波動を呈するようになる。さらに自潰によって膿汁の排出をみる。長期にわたる症例では皮下結合組織が増生し、皮膚は弾力を失い、被毛粗剛あるいは脱毛し、象皮様肥厚が残る。重症例では患肢での負重が不可能となるため、対側肢に負重性の蹄葉炎を発症することがある。種牡馬サンデーサイレンスはフレグモーネから蹄葉炎を発症して死亡した。 

 ということで、最悪の場合は蹄葉炎を発症してしまうということで侮れませんが、取りあえず現在のところ、そこまでは行っていないようですし、熱もないそうなので安心といえるでしょう。以前愛馬プルミエダンスールもフレグモーネを発症したことがあります。細菌感染で仕方がないのですが、とにかく大事に至らないことを祈るのみです。

これ以降は2012年12月19日に作成

●12月19日にノーザンファームしがらきへ放牧に出されました

 以下は12月19日に更新されましたクラブ公式HPグランデアモーレの近況報告です。

「フレグモーネの状態は日に日に良くなってきていますが、しばらく楽をさせたこともありますし、万全の体調に戻すには少し時間がかかりそうなので、無理せず一度放牧に出すことにしました」(松田博師)19日にNFしがらきへ放牧に出ました。

 ということで我らが愛馬グランデアモーレは12月19日にノーザンファームしがらきへ放牧に出されました。早く2つ目を勝ってクラシックトライアルにでも出たいところですが、こればかりは仕方がありません。しっかりと治せばまだトライアルも間に合いますし、距離的にもオークスが良さそうですので、なんとかそこに向かって少しくらいは夢を見たいですね。

これ以降は2013年2月5日に作成

●状態が良くならず北海道に移動することに

 以下は2月5日に更新されましたクラブ公式HPグランデアモーレの近況報告です。

「この中間も右の飛節の状態を慎重に見ながら軽く動かしてきましたが、どうも回復具合が思わしくありません。現状はレースに向けてペースを上げていくには時間が必要そうですし、集中して患部を治療した方が復帰への近道になるでしょうから、一度北海道に戻すことになりました」(NFしがらき担当者)7日にNF天栄へ移動し、その後はNF空港へ放牧に出る予定です。

 ということで、右の飛節の状態が改善されず、長引きそうなのでノーザンファーム空港牧場まで移動することになりました。これで少なくとも張るのクラシックは絶望的となりました。芝の中距離を走れる馬でしたし、あわよくばクラシックと思っていただけに残念ですが、無理して故障が酷くなっても仕方がありませんし、こればかりは仕方がないですね。

 こういうこともあるので、調子の良いときには馬房の都合などで戻されないのは大変残念ですよね。治癒したら優先的に出走させて欲しいものです。夏の北海道は芝の中距離を走る馬は少ないですから、そこで稼いで欲しいですね。

これ以降は2013年2月9日に作成

●2月9日にノーザンファーム空港牧場に移動しました

 右飛節の回復が思わしくなく2月7日にノーザンファーム空港牧場に向かうためにノーザンファーム天栄に向かって移動した我らが愛馬グランデアモーレですが、2月9日に更新されましたクラブ公式HPの近況報告によりますと、2月9日に無事ノーザンファーム空港牧場に到着したということです。

 春のクラシックは無理でも夏の北海道で大暴れしてクラスを1つは上げて帰って来て欲しいですね。北海道の洋芝は得意(・・・というか、そこしか走っていないわけですけど・・・汗)ですので活躍できると信じています。

 結局は本州に移動が無意味になってしまいました(北海道で2走のみ)が、こればかりは仕方のないことですし、しっりと治して1日でも早い復帰を心待ちにしています。

これ以降は2013年2月20日に作成

●2月20日に右飛節の切開手術を行い無事に終了しました

 以下は2月20日に更新されましたクラブ公式HPグランデアモーレの近況報告です。

20日に右飛節の切開手術を行い無事に終了しました。「獣医師にも状態をチェックしてもらいましたが、切開手術を行ってキレイに整えたほうが先々でスムーズに進めていけるだろうとの見解で、本日手術を行いました。しばらくは舎飼で様子を見ることになりますが、運動能力云々に大きな影響があるものではありませんし、傷の状態が落ち着きさえすれば運動を再開していくことになるでしょう」(空港担当者)

 ということで、いきなりでしたが手術をして無事に終了したそうです。なかなか良化がスローでしたから早く治すためにもこれが最善策ですね。あとはしっかりと治して関西に戻ってきて欲しいですね。夏は北海道で戦ってくれればいいと思います。芝の中距離は頭数も揃わないですし。

 とにかく無事に終わったと言うことで安心しました。原因もはっきりとしたでしょうし。

これ以降は2013年7月19日に作成

●7月19日にノーザンファームしがらきへ移動しました

 前走が昨年9月1日の札幌2歳Sという我らが愛馬グランデアモーレですが、12月9日のエリカ賞出走当日にフレグモーネを発症。症状が酷かったために2月9日にノーザンファーム空港牧場に移動し、20日に手術を受けました。

 そこから、そのまま実績のある夏の北海道で復帰するものとばかり思っていたのですが、函館戦には目もくれず、7月19日にノーザンファームしがらきへ移動しました。

 ということは小倉辺りでの復帰となるのでしょうか。それとも見舞金1年分を取得するために9月以降に復帰させるのでしょうか。いや、見舞金よりも可能なら早く出走して欲しいですね。一応まだ秋華賞は間に合うわけですし。

これ以降は2013年9月27日に作成

●9月26日に栗東トレセンに帰厩しました

 9月26日に更新されましたクラブ公式HPグランデアモーレの近況報告によりますと我らが愛馬グランデアモーレは9月26日に栗東トレセンに帰厩したということです。

 次走がどこになるかなど、帰厩したという情報以外は今はありませんが、牧場ではまだそんなに完調という感じではなかったですから、しばらくトレセンで様子を見られることになるのでしょうか。前回は出走当日にフレグモーネで取り消しになりました。今回はまずはしっかりとゲートインして欲しいですね。

これ以降は2013年10月17日に作成

●追い切り情報(10月17日更新)

前走前 2012年8月29日 札幌ダート 良馬場 馬なり余力

藤岡佑介
6F 84.8
5F 68.7
4F 54.2
3F 40.4
1F 12.8[7]



11月24日 栗東CW 稍重馬場 馬なり余力

助手
6F 87.8
5F 72.2
4F 57.0
3F 42.2
1F 13.6[9]


11月28日 栗東CW 重馬場 一杯に追う

助手
6F 83.9
5F 68.2
4F 52.6
3F 38.6
1F 12.4[9]
ラブラバード(2歳500万下)一杯の外を0.4秒先行5F付0.2秒遅れ


12月1日 栗東CW 良馬場 馬なり余力

助手
6F 89.5
5F 71.7
4F 56.3
3F 41.2
1F 12.8[9]


12月5日 栗東CW 良馬場 馬なり余力

助手
7F 96.7
6F 81.0
5F 66.2
4F 52.3
3F 39.3
1F 13.8[5]
ディパッション(2歳500万下)馬なりの内同入


12月8日 栗東坂路 良馬場 馬なり余力
1回
4F 70.6
3F 51.2
2F 32.1
1F 14.9


2013年9月29日 栗東坂路 良馬場 馬なり余力
1回
助手
4F 58.4
3F 43.3
2F 28.9
1F 14.6


10月2日 栗東CW 良馬場 馬なり余力

助手
6F 86.8
5F 70.4
4F 54.2
3F 39.9
1F 12.9[8]


10月5日 栗東CW 良馬場 馬なり余力

助手
6F 87.5
5F 71.0
4F 55.5
3F 39.9
1F 12.9[8]


10月9日 栗東E 良馬場 ゲートなり
ゲート
助手
13.7
15.0


10月12日 栗東CW 良馬場 馬なり余力

助手
6F 82.3
5F 66.1
4F 51.4
3F 39.0
1F 13.2[9]


10月17日 栗東CW 重馬場 追って一杯

助手
6F 83.8
5F 66.6
4F 51.3
3F 37.5
1F 13.1[8]
 11月24日、およそ3か月ぶりの追い切り時計を計時しました。さてどのレースを目指していくのでしょうね。明日、阪神JFに特別登録されないでしょうかねぇ。除外でもいいので登録して欲しいなぁ。除外でエリカ賞でいいのですが。

 11月28日、今月17日に私の目の前で勝ち上がったラブラバードと併せられました。内外の違いはあるものの、相手の方がいい動きですねぇ><。もっとも、我らが愛馬グランデアモーレは今週出走するわけではないですから心配いらないわけですが。どのレースを目指すのですかねぇ。明日発表がありそうですが。

 12月1日、マツパク流全体はゆったりと終いを伸ばす追い切りで追い切られました。次走は12月9日のエリカ賞ということで後は水曜日に一杯に追って少し追い不足ながらも出走ということになるのでしょうね。順調で何よりです。

 12月5日、随分と長目を追い切られました。終いは時計を要していて、なんだかマツパク流じゃないみたいですね。長目はいいのですが、あまりしっかりと追っていないのが気になります。やはり少し追い不足と思います。それでも先週しっかりと追い切られていますし、私ほっさんの追い切り評価は「B−」と良くも悪くもなくと評します。次走は叩かれた上積みが大きいでしょうし熱いですね。ちょうど中途半端で出走させた北海道での2走と同じような感じになりそうです。

 2013年9月29日、9か月ぶりにトレセンに戻って来て、初めての追い切り時計を計時しました。それにしてもフレグモーネでまさかこれだけ長引くとは・・・。取りあえず15−15で追い切られています。これから速い時計になった時にどのような動きを見せてくれるかですね。

 10月2日、長めをやや速い時計で追い切られました。
 以下は10月2日に更新されましたクラブ公式HPグランデアモーレの近況報告です。
「今朝はCWコースで単走の追い切りを行いました。あとどのくらいで仕上がるかを判断するイメージの追い切りで、終始馬なりの手応えではありましたが、行きっぷりは思った以上に良くて時計も見た目以上に出ていました。ほぼ15−15ぐらいかなと思っていたのですが、手元の計測で87秒台、ラストは12秒8でした。乗っているスタッフも、これならこの開催中にも態勢が整いそうだと言っていますし、ここからペースを上げた調教をこなしてどこを使うか検討していきます」(松田博師)
 ということで、陣営の手応えとしてはかなり良さそうですね。あとは1年ぶりの実戦となりますし、どれだけやれるかですね。500万クラスなら圧勝して欲しいですが、いきなりからは厳しいんでしょうね。良いところが見たいなぁ〜。

 10月5日、土曜日に強めに追い切りましたねぇ。通常水曜日の次は日曜日というところが多いですが・・・。松田博資先生流のテンをゆったり、終いを伸ばす追い切りですね。もう少し終いの時計が速くても良い感じですが、如何せん、長期休養明けですからねぇ。さて、どこで復帰するでしょうね。

 10月9日、前走から1年以上出走間隔が空いているのでゲート試験を受けました。難なく合格だったということです。時計は遅いですが、先行力のある馬ですからね。1つ1つ順調ですね。

 10月12日、かなり調教のペースが上がって来ました。如何せんブランクが長いので1つずつ入念にやっていくしかないですからね。

 10月17日、松博流テンはゆっくりと終いを伸ばす調教でしたが、終いが伸びていません。これは手前を替えなかったということですが、原因はあるにせよ、手前を替えなかったことは問題ですし、いきなりからと言うのは厳しいのでしょうか。
 私ほっさんの追い切り評価は「B−」です。もっと動いていいはずの馬ですから、私としては不満です。どれだけやれますか。馬格のある馬ですから、一度使われてからかも知れません。それでも最低限掲示板は確保して次に繋げたいですね。

●気になる特別登録表(10月20日 新潟12R 鳥屋野特別)

特別登録表 10月20日 新潟12R 鳥屋野特別 500万下 芝1600m 定量

第1回登録完了馬 全37頭 フルゲート18頭  
馬名 予定騎手 斤量 前走 前走着順 前走人気 過去着順
アカネチャン 55.0  9/28 500万 阪神芝1600 12 13 11 10
アドマイヤキンカク 吉田隼人 55.0  7/06 500万 中京芝1600
アルカナ 川島信二 53.0
イースタリーガスト 長岡禎仁 57.0
エアカリナン 55.0
クラウドチェンバー 57.0
グランデアモーレ 菱田裕二 53.0
クロスボウ 55.0
ケイアイヴァーゲ 田中健 55.0
ザッツフォエヴァー 的場勇人 57.0
サトノオー 杉原誠人 57.0
サトノヒーロー 57.0
シークレットベース 木幡初広 55.0
シセイギンガ 大下智 57.0
ジューヴルエール 川須栄彦 55.0
ステキトワイライト 吉田隼人 53.0
セトノフラッパー 田中健 53.0
タニオブローズ 53.0
ダンツカナリー 太宰啓介 53.0
チュウワダンサー 山崎亮誠 55.0
バトルゾロ 55.0
ピタゴラスコンマ 村田一誠 57.0
ブリージーデイズ 荻野琢真 57.0
ベアトリッツ 53.0
ホクレア 57.0
ポップアップハート 55.0
マイネルオラシオン 57.0
マイネルコランダム 57.0
マイネルドルチェ 57.0
マイネルミラノ 55.0
マデューロ 55.0
メイショウインロウ 57.0
モシモシ 53.0
ユッカマウンテン 55.0
ラウンドロビン 57.0
ラブグランデー 伊藤工真 55.0
ロベルクランツ 嶋田純次 57.0

フルゲート18頭のところに37頭が特別登録されています。グランデアモーレの鞍上は菱田裕二騎手が確保されています。

●気になる出馬想定表(10月20日 新潟12R 鳥屋野特別)

出馬想定表 10月20日 新潟12R 鳥屋野特別 500万下 芝1600m 定量
全15頭 フルゲート18頭  
馬名 予定騎手 斤量 前走 前走着順 前走人気 過去着順
アカネチャン 55.0  9/28 500万 阪神芝1600 12 13 11 10
アドマイヤキンカク 吉田隼人 55.0  7/06 500万 中京芝1600
エアカリナン 55.0  9/15 500万 中山芝2000 11
グランデアモーレ 菱田裕二 53.0 12/09 エリ5下 阪神芝2000
ザッツフォエヴァー 的場勇人 57.0  6/04 地方 門別ダ1700
シークレットベース 木幡初広 55.0 10/06 松浜5下 新潟芝1600 14
シセイギンガ 大下智 57.0 10/06 500万 新潟芝1800 15 11 14 14
ジューヴルエール 川須栄彦 55.0  7/14 500万 中京芝2200
ピタゴラスコンマ 村田一誠 57.0  7/13 大森5下 函館芝2000
マイネルオラシオン 57.0 10/08 交流 川崎ダ1600 10 12
マイネルコランダム 57.0  9/01 500万 新潟芝1800 10 11
マイネルドルチェ 57.0  5/18 500万 新潟芝1800 13 13 11
メイショウインロウ 高倉稜 57.0  9/29 500万 阪神芝1800 12
ラブグランデー 伊藤工真 55.0  8/24 500万 函館芝1200 12 10
ロベルクランツ 嶋田純次 57.0  9/29 500万 中山芝1600 13 10

フルゲート18頭のところに15頭が出馬想定されています。信頼できるクラブ公式HPでも出走可能Aということで、出走は確実でしょう。

●気になる出馬確定表(10月20日 新潟12R 鳥屋野特別)

出馬確定表 10月20日 新潟12R 鳥屋野特別 500万下 芝1600m 定量
全15頭 フルゲート18頭  
馬名 騎手 斤量 前走 前走着順 前走人気 過去着順
アカネチャン 藤懸貴志 55.0  9/28 500万 阪神芝1600 12 13 11 10
アドマイヤキンカク 吉田隼人 55.0  7/06 500万 中京芝1600
アルカナ 川島信二 53.0 10/06 松浜5下 新潟芝1600 16 13 12
イースタリーガスト 長岡禎仁 57.0 10/06 松浜5下 新潟芝1600 13 18 12 14 11
グランデアモーレ 菱田裕二 53.0 12/09 エリ5下 阪神芝2000
シークレットベース 木幡初広 55.0 10/06 松浜5下 新潟芝1600 14
ジューヴルエール 川須栄彦 55.0  7/14 500万 中京芝2200
ダンツカナリー 太宰啓介 53.0  7/13 志摩5下 中京芝1400 12
チュウワダンサー 丸田恭介 55.0  9/01 村上5下 新潟芝1400 12 18 12 18 15
ピタゴラスコンマ 村田一誠 57.0  7/13 大森5下 函館芝2000
マイネルオラシオン 嘉藤貴行 57.0 10/08 交流 川崎ダ1600 10 12
マイネルコランダム 柴山雄一 57.0  9/01 500万 新潟芝1800 10 11
メイショウインロウ 高倉稜 57.0  9/29 500万 阪神芝1800 12
ラブグランデー 伊藤工真 55.0  8/24 500万 函館芝1200 12 10
ロベルクランツ 嶋田純次 57.0  9/29 500万 中山芝1600 13 10

●騎手は菱田裕二騎手 ほっさん評価 「D」

 今回のグランデアモーレの鞍上は、私となぜか縁が多く、6厩舎(佐々木晶三、村山明、清水出美、岡田稲男、日吉正和、そして今回の松田博資 各厩舎)13回目の愛馬への騎乗となる菱田裕二騎手です。

 そりゃ、何年も乗っているベテラン騎手なら、こういうことがあってもなんの不思議もありません。しかし、昨年3月にデビューした今年2年目の騎手です。これは異常な数字です。

 他に関西所属で菱田裕二騎手の次に勝ち星を挙げている中井裕二騎手は1度しか愛馬の騎乗がありません。他のどの騎手と比べても、僅か1年半で13度の愛馬騎乗という騎手はいません。

 しかし、デビューしてすぐはさすがに頼りない迫力のない騎乗が多かったですが、今は2年目としてはかなり乗れている騎手です。今回は特別戦ですので、減量1キロが生かされませんが、それでも当日の新潟の騎手を見回す限り、本年の勝ち星(42勝)から言っても、最も頼れる騎手と言えます。他に吉田隼人(26勝)、川須栄彦(34勝)、丸田恭介(30勝)など。


 今回騎乗していただくグランデアモーレは1年以上の長期休養明けですが、能力的には勝ち負けと思っています。勝たせて欲しいですね。


 2013年10月17日終了現在、JRA通算65勝。勝率6.0パーセント、連対率11.8パーセント。昨年デビューの新人騎手の中では一番勝ち星を挙げています。昨年(2012年)は、JRA通算23勝。勝率5.5パーセント、連対率11.4パーセント。今年はここまで42勝、勝率6.3パーセント、連対率12.1パーセントと昨年を上回る成績で好調。


 菱田 裕二(ひしだ ゆうじ)は1992年9月26日生まれの21歳。日本中央競馬会(JRA)の栗東トレーニングセンターに所属している2年目の騎手である。騎手免許は平地競走、障害競走両方の免許を所持しているが、障害競走への騎乗経験は現在の所ない。岡田稲男厩舎所属。現在、減量1キロ。

 小学時代はプロサッカークラブ・京都サンガF.C.の下部組織に在籍。中学1年時の京都競馬観戦をきっかけに騎手を志す。

 2008年4月に千葉県白井市の競馬学校の騎手課程(27期)に入学。嶋田純次や横山和生らと入学したものの、留年のため、第28期生としての騎手デビューとなった。デビューの同期には中井裕二、長岡禎仁、原田和真、山崎亮誠がいる。

 2012年3月3日に栗東の岡田稲男厩舎所属騎手としてリニューアルオープンした中京競馬場でデビュー。1Rでバトルマグマに騎乗して4着。デビュー月には初勝利は挙げられなかったが、4月14日の2回阪神7日1R 3歳未勝利をトーブプリンセスで制して初勝利。これは10番人気だった。その後順調に勝ち星を挙げ、2012年は422回騎乗し、1着23回、2着25回の好成績を残した。同期の中井も23勝をあげ同率であったが、騎乗停止処分がなかったことが評価され、中央競馬関西放送記者クラブ賞を受賞した。

 デビュー2年目の2013年もリーディング上位の好成績。3月16日のファルコンステークスでカシノランナウェイに騎乗し、重賞初騎乗を果たした(14着)。同年の5月5日にはNHKマイルカップでディアセルヴィスに騎乗し、GT初騎乗を果たした(10着)。そして8月17日にはニュージーランドのテラパ競馬場で行われたアジアヤングガンズチャレンジに参戦、海外初騎乗となった(結果は総合9位)。

 2012年デビューの新人騎手5人の2013年10月17日までの騎乗成績は以下のとおりです。

菱田裕二 65勝
中井裕二 54勝
山崎亮誠  9勝
長岡禎仁  7勝
原田和真  3勝

 ということで、同期の中では勝ち頭です。


 ほっさん愛馬での成績 (12戦0勝)

 2012年 3月11日 クレセントシチー 500万下        中京ダ1900m 11着/11番人気
 2012年 5月 6日 クレセントシチー 500万下        京都芝2000m 2着/9番人気
 2012年 5月27日 クレセントシチー 500万下        京都芝2200m 11着/1番人気

 2012年 6月 2日 トレゾアシチー  3歳未勝利       阪神ダ1400m 13着/12番人気
 2012年10月 6日 クレセントシチー 500万下        京都芝2000m 12着/8番人気
 2012年10月27日 スピカシチー   500万下        新潟ダ1800m  8着/12番人気
 2012年10月28日 ハルシュタット  500万下         新潟ダ1200m  7着/7番人気
 2013年 1月20日 ハルシュタット  500万下         中京ダ1200m  13着/12番人気
 2013年 2月20日 ハルシュタット JRA指定交流 ジュノ賞 名古ダ1400m  8着/5番人気
 2013年 4月29日 デスティニーシチー 3歳未勝利      福島芝2000m  3着/6番人気
 2013年 6月23日 デスティニーシチー 3歳未勝利      函館ダ1700m  6着/6番人気
 2013年 9月14日 オフェーリアシチー 2歳未勝利      阪神芝1200m  7着/10番人気


2012年 5月27日 愛馬クレセントシチーに跨る菱田裕二騎手。(11着/1番人気)

●新潟芝1600mコース解説

 スタート地点は向正面直線の真ん中よりやや右。3コーナーまでの直線は約550m。最後の直線は659m。
 新潟芝1400mの内回りとはちょうど逆で、前半はペースが緩むのが最大の特徴。クラスが上がってもイーブンあるいは、後半の3ハロンの時計の方が速くなりやすい。
 仕掛けのタイミングは、最後の直線に入ってでも十分に間に合うが、道中の位置取りや脚質は意外と重要。できるだけ前の位置でレースを進められる馬の方がいい。
 新潟芝1400mで先行して負けた馬を狙い、逆に芝1600mで末脚不発に終わった馬を芝1400mで狙う、という馬券作戦は覚えておきたい。
 全体的に極端に速い走破時計、上がりが要求されるが、メジロライアン、フサイチコンコルドといったノーザンダンサー系の種牡馬が活躍するのも特徴。
 サンデーサイレンス産駒は勝ち鞍こそ多いが、重賞クラスでは割引が必要。ヘイロー系ならばフジキセキ産駒がいい。
有利な枠順 フラット
有利な脚質 先行、差し
ポイント 脚質、血統
種牡馬ベスト サンデーサイレンス、メジロライアン、フサイチコンコルド
連対騎手ベスト 柴田善臣、吉田豊、後藤浩輝、北村宏司、蛯名正義
推定勝ちタイム 良馬場 稍重馬場 重馬場 不良馬場
2歳新馬 1分36秒9 1分39秒0
2歳未勝利 1分36秒2 1分36秒1 1分37秒3
2歳オープン 1分34秒7 1分35秒4 1分35秒0
3歳未出走 1分36秒0
3歳未勝利 1分35秒3 1分35秒9
古馬500万 1分34秒4 1分35秒0 1分34秒7
古馬1000万 1分33秒6 1分34秒0
古馬1600万 1分33秒6
古馬オープン 1分32秒1

これ以降は2013年10月19日に作成

●専門誌の印と評価

競馬ブック

見解

「素質馬揃い。ダンツカナリーは前走こそ案外だったが、立て直しを図り、馬場が良ければ巻き返し。ジューヴルエールは休み休みだが、態勢は整っている。この距離で切れ味を増すか。アドマイヤキンカクは強敵揃いの前走で高い能力を示した。仕上がり早やでいきなりでも。好調ロベルクランツも長い直線で浮上する。」


短評は「順当」



予想家の印
馬名 吉田幹 林茂徳 吉岡哲 CPU
アルカナ
ジューヴルエール
アドマイヤキンカク
ロベルクランツ
グランデアモーレ △△
メイショウインロウ
ダンツカナリー △△ △△
ラブグランデー
ピタゴラスコンマ
アカネチャン
シークレットベース △△
マイネルコランダム
二重△は△△で処理
あとは無印



予想オッズ
馬名 予想オッズ
アドマイヤキンカク 3.7
ジューヴルエール 4.1
ロベルクランツ 4.2
ダンツカナリー 5.8
ピタゴラスコンマ 11.2
シークレットベース 17.4
ラブグランデー 20.2
メイショウインロウ 20.6
グランデアモーレ 21.0
マイネルコランダム 23.9
チュウワダンサー 30.3
以下33倍以上省略



スピード指数

馬名 最高値 3走前 2走前 前走 評価
グランデアモーレ 78 71 78
アドマイヤキンカク 75 73 75 72
ジューヴルエール 81 74 81 74
ロベルクランツ 75 66 74 75
ダンツカナリー 80 76 80 66
ピタゴラスコンマ 85 73 74 73


デイリー馬三郎

本紙の見解

「前走で初めての大敗を喫した◎ダンツカナリーだが、連戦の疲れが残っていたもの。3カ月半ぶりになるが、仕上がりは上々で初戦から狙う。相手も同じく休み明けになる○アドマイヤキンカク。こちらも出走態勢は整っている。〈石渡〉」

◎ ダンツカナリー
○ アドマイヤキンカク
▲ シークレットベース
× ロベルクランツ
☆ ジューヴルエール

以下省略

グランデアモーレは無印(T_T)


グランデアモーレは全13記者中 ×(4番手評価) 1記者、△(6番手以下評価) 4記者と全体的に寂しい印となっております。

●前走レース後の騎手・調教師・専門誌のコメント

グランデアモーレ(6着)

 「一瞬は勝つかなと思ったぐらい。やっぱり走りますね。今日は内枠でうまく立ち回れましたし、前回のように頭を上げたりすることもなく、上手に競馬をしてくれたと思います。」(藤岡佑介騎手・競馬ブック)

 「4角でスムーズにさばけたし、レースとしては非常にいい内容。秋が楽しみ。」(藤岡佑介騎手・日刊スポーツ)

 「人気馬の後ろで理想的な位置が取れた。折り合っていたし、秋が楽しみ」(藤岡佑介騎手・デイリー馬三郎)

 「枠が極端でしたし、下手に動かさずにまずはスムーズな競馬をさせることを考えていました。レース前から勝った3番の馬が強いと踏んでいましたし、その馬を前に見ながらいいリズムで運べました。勝負どころの手応えが抜群に良く、これはいけると思ったほどでした。直線はソエの影響があったのか伸び切れなかったものの、今日の上位馬はかなりレベルが高いと思いますし、前回かかり気味だった最初のコーナーも今回は我慢が利いて決して悪くない走りでしたよ。ソエが早い時期に出てくれたのでその分早く治まってくれるでしょうし、脚元が固まってくれば楽しみな馬です」(藤岡佑介騎手・キャロットクラブ公式HP)

 「この中間にソエを気にしていたので、レースに行ってどこまで我慢出来るかと思っていたんだけど、頑張ってくれましたね。最後は離されたけど道中は勝ち馬に付いていく感じで上手に走っていたよ。レース後の状態に大きな問題がなければ、いったん栗東へ移動させたうえでトレセン近くの牧場へ放牧に出すつもりです。少し休ませればソエも落ち着くでしょう」(松田博資調教師・キャロットクラブ公式HP)

●各陣営のコメント

グランデアモーレ

 「今回は実質、1年以上の久々だから、追い日は終いをビシッとやった。もっと背肉がついてほしいが、500万なら通じていい。」(松田博資調教師・競馬ブック)

 「体重は増えているがじっくり乗り込んできた。太め感はないので初戦から。」(松田博資調教師・デイリー馬三郎)

●ほっさん予想

10月17日 独り言のコーナーより

 新潟の長い直線で末脚爆発だ!!・・・と、豪語したいところですが、グランデアモーレは1年1か月ぶりの出走に、追い切りでは手前を替えず伸びを欠き、状態は万全とは言えません。

 しかし、過去2戦は新馬勝ちと重賞6着と底を見せていません。能力的には余裕で通用すると思われ、楽しみです。頑張れッ!!

これ以降は2013年10月21日に作成(一部25日に追記)

●パドック

 馬体重は前走プラス6キロの462キロ。バトックではキョロキョロとしていましたが、そんなに煩い感じではなく気配は良さそうに見えました。馬体も出来ていました。

●レース 

 元々スタートが巧く、先行力もある我らが愛馬グランデアモーレですが、今回も抜群のスタートから3番手の中を追走します。しかし、スタート直後からずっと頭を上げて行きたがり、まだデビュー2年目の新人・菱田裕二騎手は巧く抑え込むことが出来ません。挙げ句ブレーキをかけちゃっています。この辺はこれまでグラアモに乗っていた藤岡佑介騎手は抜群に巧いんですよね。彼が乗っていて、馬がかかることはまずないですからね。

 直線ではバタって止まったわけではありませんが、余力なく、脚色劣勢でどんどんと交わされ10着。道中無駄に体力を使ったことと、長期休養明け、それに追い切りも手前を替えずちぐはぐだったことなどから、それでも勝ち馬から1.0秒差にとどまったことはヨシとしてあげていいのではないでしょうか。

●時計の評価

 今回のグランデアモーレの走破時計1分39秒0重馬場です。勝ち時計が1分38秒0となるほど時計を要する馬場でした。勝ち馬から1.0秒差というのは少なくはないですが、上記に書きましたように、いろんなところでチグハグだったことを考えると悪くないのではないでしょうか。

●レース後の騎手・調教師のコメント

グランデアモーレ(10着)

 「申し訳ありませんでした。流れにうまく乗せながら運べればと思っていたのですが、向こう正面から引っ掛かってしまいました。口が敏感になっていたのか頭を上にあげて嫌がるかのように力んでしまったため最後は余力がありませんでした。馬場はどこも悪いような状況でしたが、走りはそこまで極端に乱れていなかったですし、そこまで苦にするタイプではないように感じました。今日は折り合いがいちばんの敗因だと思いますし、リズムよく走れれば違うと思います」(菱田裕二騎手・キャロットクラブ公式HP)。

 「先週の競馬は、調教でも見せていた行きたがる面が出てしまって、最後は苦しくなってしまいました。このあたりは1年2カ月ぶりの実戦ということで、力みがあったのが一番の原因でしょう。この一戦でどうこうという判断はできませんし、まずは軽く動かしつつレース後の状態をよく確認して、反動がなければこのまま続戦するつもりです。一度使ったことでうまくガス抜きできればもう少しリラックスして走れるでしょうし、上積みのある状態にしていきたいですね」(松田博資調教師・キャロットクラブ公式HP)

●専門誌のレース評価

グランデアモーレ(10着)

 「好仕上がり。好位馬群で頭を上げるなど、かなり行きたがるのをなだめつつ。道中ムキになってしまったせいか、いざ直線に向くと息切れ。」(競馬ブック)

●気になる賞金は

 特別出走の385000円から25000円を減じた額360000円のみの賞金ということになります。1口で割りますと850円程度になると思われます。

●今後の展望

 今回は1年1か月以上の長期休養明けでしたし、何よりも鞍上がグランデアモーレを押さえ込めなかったですし、仕方がないですね。それでいて勝ち馬からは1.0秒差とちぐはぐだった割には格好はつけているので、1度使われて次こそは期待したいと思います。

●最後に

 2012年9月9日に立ち上げた今回グランデアモーレ第3戦がこんなに長くかかるとは思ってもいませんでした。正直、クラシックにも乗れるかな?くらいのところから始まったわけで、まさか秋華賞が終わってからの出走になろうとは・・・。

 しかし、とにかく、無事にターフに帰って来てくれたことを今回は喜びたいですね。勝負は次からですね。どうも体調が弱い馬のようなので、その辺がしっかりとして、どんどんと使える馬になって欲しいですね。

 そして、次こそはまだ会えぬグランデアモーレを関西の競馬場で生で見たいですね。

 頑張れ、グランデアモーレ!!

最後までご愛読ありがとうございました

2012年9月9日立ち上げ 13日、18日、11月12日、20日、21日、24日、28日、29日、12月1日、3日、6日、8日、10日、18日、19日、2013年2月5日、9日、20日、7月19日、9月27日、10月3日、5日、9日、13日、17日、19日、21日、25日加筆
グランデアモーレの過去の特集をご覧になりたい方はこちら

2012年 9月 1日 第2戦 札幌2歳ステークス GV 札幌芝1800m (6着/10番人気)

2012年 7月29日 デビュー戦 2歳新馬 札幌芝1800m (1着/5番人気) 

競馬徹底分析ほっさんサイトトップページに戻る